JINSのメガネ保証を受けるまでの、なかなかに険しい道のり

日本のJINSでメガネの保証(レンズ交換)サービスを受けるまでの体験談。スムーズにいかなかった注意ポイントをまとめました。

JINSのメガネ保証を受けるまでの、なかなかに険しい道のり

今年の下半期に、JINSのオンラインストアでメガネを2本続けて購入しました。普段使いには問題なかったのですが、時々度数が合っていない(少し弱い)と感じることがあり、特に運転中に道路標識がぼやけて見えるのが気になっていました。

JINSには「6ヶ月以内で2回まで無料レンズ交換可能」という保証サービスがあり、これが購入の決め手でもありました。そこで、改めて眼科で視力を測り直し、度数を上げてもらうことにしました。2本のうち1本を、運転専用にするためです。

保証前の準備

保証サービスを受ける前に、公式サイトで適用条件を確認しました。「度数が合わない」というケースはばっちり保証対象内で、全国どの店舗でも対応可能とのこと。さっそく眼科でもらった処方箋を持って、店舗へ向かいました。

しかし、ここから予想外のハードルがいくつか待ち受けていたのです。本当に一筋縄ではいきませんでした。

最初の難関(紙の保証書)

最初の店舗に着き、度数を変更したい旨を伝えると、まず「保証書はお持ちですか?」と聞かれました。

最初は「レシート」のことかと思い、「オンラインストアで購入したので、アカウントの購入履歴に記録があります」と答えました。しかし店員さんいわく、オンライン購入であっても、同封されていた紙の「保証書」が必要で、それがないと保証は受けられないとのことでした1

オンライン購入なのに、なぜわざわざ紙の保証書が必要なのか不思議でなりませんでした。(店舗で購入した場合は、保証書は自動的にJINSアプリに連携される仕組みになっています)。これでは保証を受けるハードルが無駄に高くなってしまいます。もしあの時、紙の保証書を捨ててしまっていたら、保証は受けられないところでした。

結局、その日は一度家に引き返すしかありませんでした。

二つ目の難関(眼鏡の処方箋)

一週間後、仕事帰りに(今度は別の)JINS店舗へ行きました。今回はメガネ本体、眼科の処方箋、そして例の紙の保証書をしっかり持参しました。

今度こそスムーズに進むだろうと思いきや、店員さんから「このメガネを最初にお作りになった際も、眼科の処方箋を使われましたか?」と尋ねられました。 オンラインでの注文時は自分で数値を入力するため、それが「処方箋によるもの」としてシステムに登録されているのかどうか、自分ではよく分かりません。最初の注文の際、処方箋の情報をどう入力したかも忘れてしまっていました。

ただ、実際には眼科の処方箋の数値をもとに入力したので、「はい」と答えました。

後から店員さんに説明されて分かったのですが、最初に処方箋を使って作成した場合、保証でのレンズ交換時にも必ず処方箋の提示が必要になるのだそうです。逆に、初回に「処方箋を使っていない(自己入力した)」と答えていれば、今回は度数を口頭で指定するだけで済んだとのこと。

つまり、処方箋の縛りがあるせいで、わざわざ眼科を受診して処方箋を発行してもらう必要があり、さらに1,000〜2,000円ほどの診察料が余計にかかってしまうのです。

幸い、私は今回処方箋を持参していたので、そのまま手続きを進めることができました。もし持っていなかったら、またしても出直しになるところでした。

三つ目の難関(調光レンズの確認)

私が持ってきたメガネは、調光レンズ(紫外線で色が変わるレンズ)を使用していました2

すると店員さんから、「処方箋を出した眼科に電話して、この処方度数で調光レンズを作っても問題ないか確認する必要があります」と言われました。医師が処方箋を書く際、患者が調光レンズにするかどうかまで把握していないことがあるからだそうです。

その時点で時間はすでに午後6時前。店員さんからは「眼科が閉まってしまうかもしれないので、明日また出直していただくか、こちらから電話で確認が取れてからの手続きになります」と言われました。

「また出直しになるのは勘弁してほしい!」と思い、慌てて眼科の診察券を取り出して確認すると、閉院まであと15分ありました。そこで「まだ間に合います!」と伝え、その場ですぐに電話確認をしてもらうようお願いしました。 店内は空いていたので、ハラハラしながら椅子に座って待っていました。内心、「もし調光レンズ用にもう一度度数を測り直さなければならないと言われたらどうしよう…」と心配でした。

幸いにも眼科からすぐに「問題ない」との回答が得られ、無事に手続きを進めることができました。

四つ目の難関(納期)

度数が強いためか、店舗にレンズの在庫がなく、仕上がり(納品)までに1週間かかると言われました。 そのため、メガネが手元にない期間を1週間も待てない人にとっては、これもまた一つのハードルになります。 私の場合、今回はスペアとしてもう1本のメガネがあったので、そのまま店舗に預けることができました。もしこれが唯一のメガネだったら、生活に支障が出るため諦めざるを得なかったでしょう(もしかしたら、先にレンズだけ取り寄せておいてもらい、入荷後に店舗へ行ってその場で交換してもらう、という方法もあるのかもしれません)。

まとめ

後から店員さんに詳しく確認したところ、最初の購入時に度数を自分で入力した場合(処方箋データを登録していない場合)、保証時も処方箋なしで、口頭で新しい度数を指定するだけで交換できるそうです。「自己決定・自己責任」という扱いになるからのようです。しかし、一度でも処方箋を提示してメガネを作ってしまうと、その後のレンズ交換でも処方箋が必須になってしまうという仕組みのようです。😂

これからスムーズにJINSのメガネ保証を受けたいと考えている方は、以下の点に注意すると良いかもしれません。

  1. 紙の保証書は絶対に捨てずに保管しておくこと
  2. オンライン購入で自己入力した場合は、保証時も「処方箋は使っていない」と伝えること
  3. 変更したい度数の数値をメモなどに書いて持参し、口頭で伝えること(これで処方箋関連の面倒な手続きをスルーし、無駄な診察料を浮かせることができます)

もう一つのポイント

あと、手続き中に気づいたポイントがもう一つ。フレームの確認時、テンプル(つる)の内側に印字されている「商品コード」をチェックされます。この文字、長く使っていると摩擦で擦り切れて消えてしまいますよね。今回は購入してからあまり使っていなかったため、かろうじて読めました。もしこのコードが完全に消えてしまっていたら、保証を断られていた可能性もあります。そう考えると、まだまだ隠れたハードルがありそうです。

来週、新しいレンズが入ったメガネを受け取りに行く予定なので、また進展があればレポートします!

Footnotes

  1. 後で公式サイトを確認したところ、「保証書を必ず持参してください」と書かれていましたが、オンライン購入なのだからアプリの会員情報と自動で連携してほしいものです。

  2. 紫外線や光の量に応じてレンズの色(濃度)が変化するレンズのことです(調光レンズ)。